SNSマーケを行う時に、異様にツイート数が多いと、BOTと思われる可能性があります。自動ツイートアカウントと思われないためにも、1年前のツイートなどを削除して、ツイート数がそんなに多くないように見せることで、アカウントへの印象が少し良くなります。
今回は、pythonを使って特定の年のツイートを削除する方法を紹介します。初心者でも流れに沿ってやればできるように解説しています。
ステップ1:ツイートをダウンロード

- 「ユーザー情報」にアクセス
 - コンテンツ > 全ツイート履歴 で「メールを送信」
 - 2,3分待つ
 - 届いたメールのリンクをクリック
 - ダウンロード
 
ステップ2:ツイートファイルを取り出す
- ダウンロードしたzipファイルを解凍
 - フォルダ内の「tweets.csv」を/Desktopに置く
 
ステップ3:コンシューマーキーなどを取得

- 「Twitter Apps」にアクセス
 - Permissions タブを開く
- Read and Write を選択して保存
 
 - Keys and Access Tokensのタブを開く
※Access Tokenが作成されていなかったから作成する- Consumer Key (API Key)
 - Consumer Secret (API Secret)
 - Access Token
 - Access Token Secret
 
 
ステップ4:pythonをターミナルにインストール

すでにpythonをインストールしたことがある方は、このステップを飛ばしてください。
- 「Pythonダウンロードページ」にアクセス
 - 右のボタンの「Download Python 2.7.xx」をダウンロード
※xxは何か数値 - ダウンロードしたファイルを実行してインストール
 - インストール完了
 
ステップ5:tweetpyをpythonにインストール
- ターミナルを開く
 - コマンドを入力してEnter
 
$ sudo easy_install tweepy
ステップ6:Tweet削除するpythonコードに情報を入力

- テキストエディタで新規に「tweet.py」という名前のファイルを作成
 - tweet.pyに下記のコードをコピペする
 
# coding:utf-8
import pandas as pd
import csv
import tweepy
pattern = "2013|2014|2015|2016" #自分が削除したい年を|区切りで入れる
CONSUMER_KEY = '自分のConsumer Key'
CONSUMER_SECRET = '自分のConsumer Secret'
ACCESS_TOKEN = '自分のAccess Token'
ACCESS_SECRET = '自分のAccess Token Secret'
# ツイートのcsvファイルを開く
tw_df = pd.read_csv('tweets.csv', encoding='utf-8')
# 条件に合致する行を抽出し、ツイートID、本文、リンク先URLのフィールドだけ取得。
yt_df = tw_df.ix[\
      (tw_df['timestamp'].str.contains( pattern ))\
    , ['tweet_id', 'text', 'expanded_urls']]
# 削除すべきツイートのidリスト
rem_ids = list(yt_df['tweet_id'])
# 削除の処理はAPIで自分のアカウントを操作して行います。
# 件数があまりにも多い場合、リクエスト制限にひっかかります。
# APIハンドラインスタンスの生成
auth = tweepy.OAuthHandler(CONSUMER_KEY, CONSUMER_SECRET)
auth.set_access_token(ACCESS_TOKEN, ACCESS_SECRET)
api = tweepy.API(auth)
# 削除
for id in rem_ids:
    try:
        api.destroy_status(id)
    except:
        print('couln\'t delete id:' + str(id))
        continue
参考:Python作業メモ: 残しておくとマズそうな自分のツイートをまとめて削除する(YouTubeリンク編)
- 各情報を入力する
- pattern:何年のツイートを削除するか(例2013年から2016年の場合:「2013|2014|2015|2016」)
 - CONSUMER_KEY:Consumer Key (API Key)
 - CONSUMER_SECRET:Consumer Secret (API Secret)
 - ACCESS_TOKEN:Access Token
 - ACCESS_SECRET:Access Token Secret
 
 - ファイルを保存
 
ステップ7:pythonを実行

- ターミナルを開く
 - デスクトップに移動(たぶん次のコマンドを打てば良い)
 
$ cd ./Desktop/
- 実行コマンドを入力してEnter
 
$ python tweet.py
- 待つ
 - ツイート削除完了
 
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