人間の性質
鬼の居ぬ間の洗濯
監督する者がいないときに、思う存分くつろぐという意味。
溺れる者は藁をも掴む(おぼれるものはわらをもつかむ)
溺れるような窮地に立ったときに、ワラのように頼りにならないものにまで、すがろうとするという意味。
朱に交われば赤くなる(しゅにまじわればあかくなる)
朱に交わると赤くなるように、一緒にいる人を選ぶことは重要という意味。
好きこそものの上手なれ
好きなものには、熱中して、自然と上手になるものだ、という意味。
住めば都(すめばみやこ)
どんなところでも、慣れてしまえば居心地よく感じてしまうものだ、という意味。
釣り落とした魚は大きい
釣りそこねた魚は大きく感じることから、手に入れられそうになったものほど、貴重に感じる様子をあらわす。
隣の芝生は青く見える/隣の花は赤い
他人のものは自分のものよりもよく見えるものだ、という意味。
実るほど頭の下がる稲穂かな
稲が実ると、頭が重くなって低姿勢になるように、人格者ほど謙虚だ、偉い人ほど謙虚になるべきだ、という意味。
善く泳ぐ者は溺る/才子才に倒れる
上手に泳げる人ほど、油断して溺れやすいことから、得意分野だとかえって失敗するという意味。
寄らば大樹の陰
身を寄せるなら大樹のほうが安全だということから、勢力の大きいほうへ身を任せたほうが安全であるという意味。
魚心あれば水心
相手が好意を示せば、自分も好意を示すという意味。
鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす
鳴く蝉は光らず、泣かないホタルのほうが光ることから、口に出して好意を伝える人よりも、口に言わない人のほうがより深く想いを募らせている、という意味。
待つ間が花
待ちながら想像を膨らませているときが、一番楽しいものだという意味。
悪に強ければ善にも強し
極悪な人間であっても、一変して改心すると、非常に良善な人間になる、という意味。
鹿を追う者は山を見ず
目先の利益にばかり目を向けていると、周りが見えなくなって道理を忘れてしまうという意味。
隴を得て蜀を望む(ろうをえてしょくをのぞむ)
隴という土地を得て、次は蜀という土地を欲しがった偉人のように、1つ望みをかなえると、また次に望みが生まれて、人間の欲には際限がないという意味。
君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず
優れた人は仲良くしながらも同調はしないが、凡人ほど同調はするが仲良くはしない、という意味。
水清ければ魚棲まず
心が清らかで私欲がなさすぎると、逆に人とは仲良くなれない、という意味。
同舟相救う
敵同士であっても、危険をともにすると、一丸となって助け合うという意味。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
特定の人を憎みだすと、その人に関係する人も憎み始めてしまう、という意味。
衣食足りて礼節を知る
生活が充実してきてはじめて、人は礼儀や節度をわきまえる、という意味。
こういう人いる
大賢は愚なるが如し
類まれなく優れている人ほど、自分の知識や経験をひけらかさないので、一見は頭が悪そうに見える、という意味。
能ある鷹は爪を隠す
才能のある人は、いざというときのために、必殺技や才能を隠しているという意味。
虎の威を借る狐
虎のような権力者にすがって、威張る人のこと。
憎まれっ子世にはばかる
恨まれる人ほど、世の中に勢力を振るっているという意味。
仏の顔も三度まで
優しく心の広い人でも、道理のないことを続けられると怒り出す、という意味。
犬の遠吠え
軟弱な卑怯者は、影に隠れて悪口や愚痴をはくことのたとえ。
雑魚の魚交じり
小物が大物の中に混じっていることを例えて、能力のないものが不適合な地位についていることを表す。
蛇は寸にして人を呑む
優れた人は小さい頃から、並大抵でない気迫を備えているという意味。
猿に烏帽子(さるにえぼし)
サルに成人男性の帽子をかぶせても似合わないことから、人柄に合ってない格好をすること。
人間関係・世の常
類は友を呼ぶ
一寸の虫にも五分の魂
漁夫の利
喧嘩両成敗
親しき仲にも礼儀あり
旅は道連れ世は情け
出る杭は打たれる
必要は発明の母
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる
負けるが勝ち
物も言いようで角が立つ
山高きが故に貴からず
論より証拠
渡る世間に鬼はなし
笑う門には福来る
勝てば官軍、負ければ賊軍
汝の敵を愛せよ
いつも柳の下に泥鰌は居らぬ
遠慮なければ近憂あり
馬に乗るまでは牛に乗れ
怒りは敵と思え
下手があるので上手が知れる
罪を憎んで人を憎まず
短気は損気(たんきはそんき)
組織・マネジメント
将を射んと欲すれば先ず馬を射よ
人を見て法を説け
癖ある馬に乗りあり
鶏口となるも牛後となるなかれ
挨拶は時の氏神
人生意気に感ず
目は口ほどに物を言う
六馬和せざれば造父も以て遠きを致す能わず
雑三尺下がって師の影を踏まず
魚は殿様に焼かせよ、餅は乞食に焼かせよ
馬鹿と鋏は使いよう
立っている者は親でも使え:人を巻き込め
船頭多くして船山に上る
戦い方・世渡り
彼を知り己を知れば百戦殆うからず
三十六計逃げるに如かず
柳に雪折れなし
柔よく剛を制す
逃げるが勝ち
ペンは剣よりも強し
先んずれば人を制す
巧遅は拙速に如かず
知恵は小出しにせよ
人を見たら泥棒と思え
曲がらねば世が渡られぬ
先ず隗より始めよ
実るほど頭の下がる稲穂かな
金持ち喧嘩せず
馬には乗ってみよ人には添うてみよ
馬子にも衣装
欲を出しすぎるな
虻蜂取らず
急がば回れ
足を知るものは富む
二兎を追う者は一兎をも得ず
天下取っても二合半
女賢しうして牛売りそこなう
侮るな・油断をするな
足をすくわれる
木を見て森を見ず
山椒は小粒でもぴりりと辛い
三人寄れば文殊の知恵
煮え湯を飲まされる
寝耳に水
飼い犬に手を噛まれる
勝って兜の緒を締めよ
蟻の穴から堤も崩れる
前門の虎後門の狼
二度あることは三度ある
油断大敵
大事の前の小事
誰にでも失敗はある
河童の川流れ
弘法も筆の誤り
猿も木から落ちる
上手の手から水が漏れる
偶然・チャンス・待つことの重要さ
牛に引かれて善光寺参り
果報は寝て待て
備えあれば憂いなし
情けは人の為ならず
災いを転じて福となす
余り物に福がある
雨降って地固まる
海老で鯛を釣る
窮すれば通ず
棚からぼた餅
待てば海路の日和あり
急いては事を仕損じる
待てば甘露の日和あり
悪いこと・余計なことはするな
嘘をすれば影が差す
窮鼠猫を噛む
口は災いの元
悪事千里を行く
悪銭身につかず
壁に耳あり障子に目あり
触らぬ神に祟りなし
自業自得
身から出た錆
和して同ぜず
経験・行動が重要
犬も歩けば棒に当たる
可愛い子には旅をさせよ
人間到る処青山あり
百聞は一見にしかず
来年のことを言うと鬼が笑う
習うより慣れろ
案ずるより産むが易し
努力・成功
継続は力なり
桃栗三年柿八年
石の上にも三年
人事を尽くして天命を待つ
塵も積もれば山となる
七転び八起き
念力岩をも通す
蒔かぬ種は生えぬ
驥は一日にして千里なるも、駑馬も十駕すれば之に及ぶ
我が物と思えば軽し笠の雪
ローマは一日にして成らず
無駄な努力
過ぎたるは猶及ばざるが如し
捕らぬ狸の皮算用
骨折り損の草臥れ儲け
学び
他山の石
鉄は熱いうちに打て
人の振り見て我が振り直せ
人こそ人の鏡
昔取った杵柄
学問に王道なし
眼光紙背に徹する
聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥
芸は身を助ける
少年老い易く学成り難し
習い性と成る
故きを温ねて新しきを知る
門前の小僧習わぬ経を読む
失敗しても前向きに
後悔先に立たず
人間万事塞翁が馬
冬来たりなば春遠からじ
山あり谷あり
失敗は成功のもと
覆水盆に返らず
既往は咎めず
素直さ
良薬は口に苦し
初心忘るべからず
君子豹変す
日頃の準備・注意が大切
転ばぬ先の杖
濡れぬ傘の先
念には念を入れよ
ものの価値
猫に小判
豚に真珠
宝の持ち腐れ
玉磨かざれば光なし
思い込み・頭でっかち・勘違い
頭隠して尻隠さず
井の中の蛙大海を知らず
絵に描いた餅
鵜の真似をする烏
驕る平家は久しからず
食わず嫌い
灯台下暗し
株を守りて兎を待つ
論語読みの論語知らず
最初が重要
初心忘るべからず
一年の計は元旦にあり
損して得取れ
時間は大切
時は金なり
早起きは三文の徳
Google検索の変遷から見えてくる「Googleがキュレーション化する日」
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