Googleスプレッドシートの中でも特に有用だけれど、あんまり使われていないARRAYFORMULA関数。
例えば日付を横続きに入れいている管理シートで、一週間分右に追加する場合に、arrayformula関数なら、関数のコピペをせずに自動挿入が可能になります。
この記事では、arrayformula関数の威力について解説していきますので、スプレッドシートをよく使うWebマーケの方はarrayformula関数をマスターしましょう。
arrayformula関数の基本的な使い方
ARRAYFOMULA(配列数式) | |
---|---|
配列数式 | 配列を扱った数式を入れます。 |
使用例 | ARRAYFOMULA( IF( A:A=TRUE, TRUE, FALSE)) |
=ARRAYFOMULA(配列数式)という書式で使います。「配列数式」は配列を対象としている数式です。「配列」がよくわからない人は「範囲」だととりあえず認識しておきましょう。
arrayformula関数内でのIF関数の使い方例
arrayformula関数内でIF関数を使う場合、次のような表記になります。
=ARRAYFOMULA(IF(条件,TRUE結果,FALSE結果))
下記の場合、「転職」カテゴリに該当する行の時の、記事タイトルを出力するarrayformula関数とIF関数の組み合わせです。
=ARRAYFORMULA(IF(C2:C="転職",C2:C&"カテゴリ","))"
arrayformula関数内でのSUM関数の使い方例
arrayformulaでSUM関数を使おうとするとき、例えば上記のD列とE列をそれぞれ1行ずつ合計する、といったものを想定していると思います。しかし、SUM関数ではそれが実現できません。
代替案として、MMULT関数を使ったものがあるので、そちらを代わりにご紹介します。
【スプレッドシート】arrayformula関数内でのSUM関数の使い方
arrayformula関数内でのVLOOKUP関数の使い方例
普段利用するVLOOKUP関数にも、arrayformula関数を適用させることができます。arrayformula関数を組み合わせることによって、新しく行を追加しても、コピペせずに自動的に関数が廻るようになります。
【スプレッドシート】arrayformula関数内でVLOOKUP関数を使う
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